2024-01-26 東野圭吾「どちらかが彼女を殺した」
金曜日。12:30起床。またこんな感じで午後起きの日々が続く。
昨日、花を飾って気分がいい。本当は朝早くに起きて、この気分を味わえれるといいのだが、とりあえず日曜までは無理だろう。夜に仕事をするルーティンに入ってしまっている。
特にクライアントからの連絡もなく、淡々と仕事をこなしていく。昨日からはじまったEJ案件のスマホ対応、これを日曜までの予定で組んでいる。実際にやってみると、結構大変だ。Strapiという初めて利用しているCMSが思いのほか不便である。localhostからStrapiのAPIをコールしていた時はなんとも無かったのだが、スマホからローカルIP経由で呼び出すとCORSエラーになる。「Public」に指定しているのに、意味が分からないが、とにかくエラーが出ているのでクロスサイトを許可しているわけではないらしい。でもlocalhostはアクセス出来る。なんだこれ?
とりあえずこの対応は後回しにして、トップページの実装を進める。ある程度、トランジションもスマホ用に作り直さなければならない事がわかり、想定していたよりも時間がかかった。
途中、夕方ごろに眠くなって仮眠をとって、起きると19:00間近。19:00からあーりんが出演するテレビを見る。ハマダ歌謡祭。
序盤は元AKBだの元BiSHだのが少しは出てきたが、カラオケシーンになると流石はあーりん。圧倒的なタレント性で今日の主役の座に。オチの役目も果たして大満足のメディア露出だった。
読書を挟んで22:00ごろから仕事を再開。4:00ごろには実装完了出来るだろう。
今日は他にかなり集中してミステリーを読めた。東野圭吾「どちらかが彼女を殺した」読了。
読んで結構たまげた。加賀恭一郎シリーズ、3作目にして既に相当に実験的な小説だ。何しろ最後まで犯人が明かされない。
ストーリーや筋立ては単純なのだが、殺された女性の兄、康正は警察官であり、殺された事を示す物証を担当所轄の練馬書の刑事たちからは隠しつつ、自らの手で殺人犯を探すという筋立てがいい。これによって、余分な容疑者を出す必要がなく、ただただシンプルに容疑者を2人に絞る過程のみがサスペンスとして描かれる。
また、探偵役が康正と加賀の2人で同時並行して進んでいくという構造も新しく、しかも推理合戦といったありがちな展開ではなく、読者は康正が犯人ではないことを知っているが、加賀は康正が怪しいと考えて捜査を進めていく事で物語に幅を持たせているのも新しい試みで面白い。
最後、クライマックスには被害者の兄と容疑者2人との対決が描かれるが、この2人のうちどちらが犯人なのか読者には示されないまま小説は終わってしまう。あとは読者自身が「どちらが犯人だろう?」とこれまでの道程をなぞりながら、犯人当てを行うという趣向のミステリーだ。
巻末に用意されている袋とじ「推理の手引き」を読むと、おおよそのヒントが書かれていて、少し考えれば明確にこちらが犯人だと分かるようになっているので、それでストレスになることはない。ページを戻って、ゴミ箱の記述を読み返した時の「なるほど!」という快感も格別でなかなか考えれられたパッケージの小説。どうやら続編もこの加賀恭一郎シリーズの中で出ているらしいので、それも読むのが楽しみになった。