水曜日。11:30起床。
朝方までBlender三昧でモデリングをひたすらやって、今日は思いっきり寝坊。それでも5時間ほどしか寝ていないので1日中、あまり力が入らなかった一日だ。
昼食後、昨日取りこぼして途中になっていたモデリングを仕上げる。ここまでで既に14:00。

P案件の更新業務の引き合いが来ていたので、作業費の見積もりと実施スケジュールを立てて提案。2日、3日程度のちょっとした仕事だが非常にありがたい。実施に結びつけばいいのだが。

15:30からA案件の更新業務。テストアップ後のFBと英訳原稿がようやくきたので、えいやと一気に仕上げる。といっても4時間近くかかった。原稿の内容が分かりづらいし、気付いただけでもいくつも間違えている部分があって、仕事のいい加減さに嫌になってくる。本当に苦痛だ、この仕事。
19:00過ぎに再テストアップ。このままいけば明日の昼までには公開／納品出来るだろう。まあこのままいった事が無い案件なのだが。

昨日、CDが届いた『ジブリをうたう』だが、各種サブスクでも配信スタートしている事が分かった。
昨日も書いたが我らが詩織ちゃんの歌う『風の谷のナウシカ』が本当に素晴らしい。10月の配信ソロ『宝石』と合わせて、本当に自分の声を使えているボーカルで「流石、我が推し！」という気持ちが高まるばかりだ。このままいくと、詩織ちゃんはどんなタレントになるんだろうという方向性はますます分からなくなってくるが、まあそれも見ていて楽しいものだ。

夜、ドンキホーテで買い物。明日からはももクロAEイベがはじまる。そこで使う油性のマジックを買う。あと料理生活に対応するためにタッパーも。

木曜日。11:00起床。
昨夜も朝方までBlender三昧で寝坊。起きると、A案件の公開／納品に「遅くなってすまないが、今すぐ公開して欲しい」と連絡あり。なんでこんないちいち腹ただしいのだろう。昨日のテストアップしてからすぐにそう連絡してくれればいいのに、、、

仕方がないので、すぐに顔を洗って仕事に取り掛かる。13:00に公開と納品が完了。
一旦、お風呂に入って出かける準備。15:00前にはアトリエを出る。かなり遅くなってしまったが、渋谷まではバス、途中でお昼を食べてからタクシーで東京体育館へ。16:00着。

急いで物販に並ぶも、今日はさすがに大行列でグッズ購入までに1時間近くを要するも、1アイテム1カラー1点までという決まりのようで、箱推し分を買うためにもう1度並びなおす。今日はこれで本当に疲れてしまった。

AEイベント初日「GO!GO!ビンゴナイト」、ライブ後にじゃんけん大会。
正直、こんなイベント企画をよく通したなというオペレーションが大変そうなイベントだった。予めビンゴカードが配られ、その日のセトリでビンゴになるかどうかという内容。
席はアリーナの最後方ブロックの一番下手側。ステージもモニターもろくに見えない席で最悪。席のせいもあるのだが、ビンゴカードが開かない曲が来る度に少し残念な気分になるという、あまり上手くいっているとはいえない企画だった。

ぶっちゃけ、今期ではもっとも面白くないももクロのライブだった。
明日はもう少しまともなライブが見たい。
帰りに気分転換をしようと、渋谷のステーキロッヂでステーキを食べる。すごく旨い。

金曜日。9:00起床。
今日はAEイベント2日目。1部が12:45開演、2部が18:00開演の2部構成だ。
起きてシャワーを浴びて、少しぼんやりしてから出かける。11:45着。お昼を食べる時間は無いなあとそのまますぐ入場する。

1部は「BIVANT」これまでリリースしたシングルCDのカップリング曲限定のセトリでライブをやるという企画。前日のビンゴとはうってかわって、こちらはものすごく楽しいライブだった。ももクロの楽曲の品質が光る。特に久しぶりだった「いつか君が」「My Dear Fellow」がすごく良かった。今のももクロの声に合っている。
QUEEN OF STAGEの「バイバイでさようなら」を見た時も思ったのだが、こんなに刺さる曲だったのかと未だに発見があるのは強い。席は3階の後ろと昨日とさほど違いも無いクソ席かなあと思ったのだが、いざライブがはじまると、昨日とは比べるべくもなくいい席だと感じた。結局のところ「ももクロが見えるかどうか」が最も重要な点で、それが適わなかった昨日のアリーナ席が最悪中の最悪だという事なんだろう。ステージが見えてさえいれば、ももクロは思いっきり楽しめる。
BIVANTライブ終了後、ラジオの生放送を公開でやるというなかなかに斬新な企画。内容自体はたいした事なかったが、CM中のフリートークがいろいろと面白かったな。

ライブが終わると空腹が襲ってきて、北参道寄りのラーメン屋で空腹を満たす。味玉入りラーメンというメニューがあるのに、頼んでから「玉子はサービスだから他のトッピングにしろ」と言われた。なんだそりゃw

2部は「ももクロGYMスナイパー」、ももクロの直球勝負と銘打ったカロリー高めのライブをやるという事だ。ライブ開始前から、会場にはB’zの曲がかかり「LIVE GYM」を彷彿とさせる。満場の観客で行う「ウルトラソウっ！HEY！」の掛け声で、なんとなくこのライブの方向性を示すところは非常に上手い。
思いっきりコールと上げ曲に特化したセトリを繰り広げ、最後はTeddy Loid登場。DJ RemixによるMONONOFU NIPPONから会場中が一気にダンスフロア化。ひたすらに盛り上がる3曲と、それに対し、この場をどこまで盛り上げる事が出来るかに挑んでいるかのようなももクロのパフォーマンス。
今年イチのアクトをここで持って来るところが、やっぱりももクロ的。本当に本当に凄いライブだった。

帰りは大満足で中目黒に戻る。
晩ごはんにココイチでエビカレー。これはあんまり美味しくなかった。
少し赤めのカレーなのにスパイスはまったく感じず、なんとなくシーフードのエッセンスだけを入れましたというルーで、非常に簡単な味。
これなら普通のカレーにすれば良かったな、、、

土曜日。8:30起床。
前日のももクロイベントの疲れをそれなりに感じながら、今日は読書の日。
夕方には読み終わるつもりで綾辻行人の「人形館の殺人」を読む。実は水曜日から少しずつ読み進めていたもの。

いわゆる不可能トリックの密室ものだったのだが、あまりにも予想通りの犯人で拍子抜け。
この大ネタはこれまでも何度も見てきたものなのだが、この小説が初めてだったというわけでも無いだろうし、綾辻行人が書くのならもう少し緻密かつ大胆な叙述トリックを用意して欲しかった。
結構ガッカリしてしまったが、この作品は特別おもしろくないと作者自身も感じているようで、この味の小説をどうしても書きたいという若気の至りでそのまま書いたものだという旨のあとがきがあった。

予定通り『人形館の殺人』は夕方前に読み終わったので、次は京極夏彦『狂骨の夢』の続きから読み始める。これは明日中に読み終わりたいけど、たぶん無理だろうなあ。CGの勉強も進めたいし、、、

今日からまた積極的に自炊生活の再開。晩ごはんは白菜と豚ひき肉を使った炒めものを作ってみた。
白菜、もやし、しいたけを大量に入れて、豚ひき肉を炒めて醤油と味噌で味付けしたタレで炒めただけ。最後に水溶き片栗粉を入れて、っぽくとろみを付けたら完成の簡単料理。甘みが少し足りないが、そこそこ旨い。次は砂糖も入れて試してみよう。

夜、2週間ぶり？にウォーキングを再開する。ヒザが完全に治ったなと自覚できたためだが、いきなり6km。ペースこそ遅かったが、なかなかの疲労感で帰ってきてからがしんどかった。これだけ体力が落ちているとしばらくは仕事が終わった後でしか取り組めないだろう。

ウォーキングから帰ってきてお風呂に入ってからようやくCGの学習。なんとか頑張って、基礎編を修了させた。

日曜日。11:00起床。
しっかり休日の日曜日。仕事という仕事は何も手を付けず。
起きて、まずひたすらにCGのスキルアップのための勉強をする。今日からマテリアルとテクスチャの作成。

昼ご飯を挟んで、次は読書。ミステリがなかなか片付かない。児童文学も読んでいきたいのだが、なかなかに読む本が多すぎる。もう一生分あるんじゃないかと思うほどに。
今日は夕方のももクロラジオの時間までは京極夏彦の『狂骨の夢』を読んでいた。夜、寝る前にもまた読書。そろそろ半分に差し掛かるので、先が見えてきた。明日明後日で読み終わりたいのだが、どうだろうか、、、

夜になってスーパーへの買い物がてらにウォーキングをする。ついでといっても、4km歩いた。目標は達成出来ている。
帰ってきて、そのまま晩ごはんを作る。今日はライフで買ってきた餃子を食べる。5分ほどで焼けるので、餃子は簡単でいい。しばらくハマりそうだと感じたので、そのままAmazonで餃子のタレを2種類買ってみた。酢じょうゆで食べたのだが、買ってきた酢の風味が強すぎて口に合わなかったためだ。あくまでこの酢は料理用らしい。

明日は練馬のマンションに帰る。
来週からしばらくももクロの現場が無いので、その他のタスクをどんどん進めて習慣化しなければならない。

月曜日。8:30起床。
体中、疲労感が漂っていてなんだか嫌な感じだ。これが低気圧爆弾？よく分からない。
とりあえず起きてみるも、眠気が残り続けていたので11:30には二度寝をした。

少しだけ歩いて、マンションに帰る。
狂骨の夢は少し脇に置いておいて、新しいミステリを読み始める。ブリジット・オベールの『マーチ博士の四人の息子』。なんでこれが買ってあったのか謎だが、とにかく積読の中にあったので手にとって読み始めるとなかなか面白い。
アトリエから帰るまでに半分ぐらい読んでしまった。この分だと明日までには読み終わりそう。これも感想を書こう。

夜、A案件の更新依頼と新規案件の引き合いがあった。久しぶりの1サイト制作。年内にはリリースできるだろうか？気合いを入れて仕事に臨まなければ。これは明日、キックオフMTG。きっと今週はこれの企画をする週になるだろう。

ご飯を食べて、こちらも久しぶりに寝るまでテレビを見る。

火曜日。9:30起床。マンションの自室で目が覚める。
7時間ぐらいぶっ続けで眠っただろうか。昨日の目覚めの悪さと疲労感がウソのように快調な感じ。
10:30に家を出て、池袋で昼食。前は無敵家だったので、今日は屯ちんのラーメンを食べた。
前よりも少しげんこつ味が減ったような気がするが、あっさり風味のとんこつラーメンでなかなか美味い。

アトリエには13:00に着。メールを片付けて、A案件の見積もりを出すと、無償で更新をしてくれというただただ呆れた返答が返ってきたので、じゃあ少しは内容を減らさないと申し訳ないぐらいの気持ちを見せてくれと返信。

16:30から新案件のMTG。Webサイトの制作依頼だが、具体的な内容については無く、とにかく作り直したいということなので、まずは現在のステータスとやりたいことをはっきりさせるための企画づくりから始めることで同意。金曜に再びMTG。明日と明後日は企画づくりを進めよう。

11月12月の仕事がはっきりとしたので、今日は昨日の続きで「マーチ博士と四人の息子」を読み進めた。とにかく読むのに時間がかかる小説で、ひたすらに「殺人者」とその殺人者が殺害した事実を知るメイドのジニーの独白である日記の繰り返しで物語が展開するトリッキーな構成。

ひたすらにどうでもいい独白が続くが、途中から殺人者とジニーの交換日記じみてきて、両者のやり取りだけでも結構面白くなってくる。読み手は4人の息子のうち、誰が「殺人者」なのか？を予想することになるのだが、記述にヒントらしきものはほぼ存在していないため、犯人当てクイズとして読むとまったくもって肩透かしになる。
何も考えずに読み進めることをおすすめする。

作者は最後のどんでん返しを見せたいというだけのものなので、たったこれだけの話を長編小説にするのはいくらなんでも無理があると感じた。日本の出版社であれば短編にしてくれと編集者は作家にお願いするだろう。
ただ、構成の妙はあり、普通のミステリを読み飽きた人にはちょっとしたインターバルとして読むのはオススメ出来るので紹介されているんだろうなと思う。読んでいる途中で思い出したのだが、この小説、たしか本屋のPOPが少し惹かれて手に取ったのだった。どんでん返し！意外な結末！といった内容で紹介されていたような。あまりミステリを読んでいない店員さんなのかな？
最近のテレビドラマのように、大した話でも無いが1アイディアで引っ張りに引っ張って10話にするという形式のものが好きな方は満足出来る内容だった。

水曜日。8:30起床。
久しぶりの企画からの案件で気合いが入る。午前中はブレストして、目一杯まで考えてみるが、いかんせんまだスタート地点にもなっていないサイトのリニューアルなので、やっぱり当たり前の事をまずは揃えましょうという提案になる。

どんな切り口から攻めたらいいかなあとあれこれ考えているうちに既に夕方になってしまった。
前段を書いたところで今日の作業は終了。
夜、ウォーキングを再開。いきなり6kmを歩く。さすがにヘトヘトで、最後はフラッとしてしまったので少し危なかった。次はもう少しペースを考えないと。

ウォーキングから帰ってきて読書。今日から綾辻行人の『時計館の殺人』を読み始める。これも20年以上前に読んだきりだから、話の筋はほとんど忘れている。傑作だったという事だけ覚えているので、これはなかなか楽しみだ。金曜日に読了予定。

木曜日。6:30起床。
昨日のEJ案件の企画が思いの外、進まなかったので、早起きしてまずは一旦、全部書いてしまおうと取り掛かる。
やっぱり難しかったのが、結果的にこんな当たり前の目標で作りましょうという話に持っていくための前提を書くことだった。最終的に顧客の想定と競合他社のWebサイトの例を引っ張り出して、顧客が求めている事と、競合が提供している価値がマッチしているかどうかは怪しいので、御社は自分のセールスポイントに特化した情報が明確に得られる形にしたらどうでしょう。という説明になった。

夕方からスケジュールと概算見積もりを出して、明日の準備完了。
19:00からフォーク村を見る。今月も相変わらずの神回だったと言っていいだろう。
ゲストはシャンソン歌手のクミコさん、新進気鋭の超速弾きギタリストのKOYUKIさん、シンガーソングライターの足立佳奈さんの3人。先月に続いて全員女性だ。詩織ちゃんも含めて、女性が強い番組、とてもいい。

とにかく今日は詩織ちゃんのパフォーマンスが素晴らしく、一人で歌った「宝石」「Sepia」ともにボーカルの迫力が以前とはレベルが違うなというものだったし、クミコさんとのセッション「Yesterday Once More」は前回のリベンジを果たしたなという低音域の歌い方をマスターしていた。
足立佳奈さんとのセッション「オーマイガール」、「いい日旅立ち」は詩織ちゃんのボーカルが完全にハマっていて、前回のmiwaとのセッションに続いて、フォーク村の歴史に残るであろう名セッションになっていた。
ももクロ一座明治座公演を前に、一気にボーカル力を上げてきた印象。もうすっかり声のスペシャリストの仲間入りをしたであろう玉井詩織さん。毎日毎日、ここまで応援してきて良かったなあと思わせてくれるタレントです。

今夜は本当に最高の気分。明日のプレゼンもきっと上手くいくだろう。
0:00を過ぎて、ようやく晩ごはんを食べる。白菜の残り物を使って、味噌ラーメンを作った。マジでメチャクチャ旨かった。これは定番化したい。

金曜日。10:00起床。
昨夜は深夜まで録画していたテレビを見ていて、かなり寝坊してしまった。起きて、少し寒いと感じて風呂に入るともう昼前だ。
今日はEJ案件の企画プレゼンがあるので、昨日書いた企画書を読み直して、ちょこちょこと修正を加えていく。

お昼を食べて16:00からEJ案件の企画打ち合わせ。プレゼンはすっと通ったので、この内容で予算が通れば制作開始。年末までこの案件に費やす事になるだろう。とりあえずは一段落だ。
その他にも、サーバーの運用費などの請求業務を来週はやる。今年の年末は少し懐が寒い。やっぱり自炊生活をより高める必要があるな。

読書が思ったように進まない。今日も綾辻行人の『時計館の殺人』を読み進める。上巻を読み終えて、加速度的に話が進み出す。読みやすいのだが、読んでいて安定しているんだか、不安定なんだか、なんともフワフワしていておかしな小説だ。
このペースだと明日読み終わるだろう。そしたらレビューを書く。

夜、東急ストアに行って週末に食べるものの買い出し。寒さを感じておでんを作る事に。それほど多く具材を入れるつもりも無かったのに、レジを通すと5,000円オーバー。なるほど、練り物の値段も上がっているかと物価高をしっかり感じる。

帰ってきて、引き続き録画したテレビを消化しながら、おでんを作る。やっぱり美味い。明日、明後日の分も作ったので今週はおでんで温まろう。

土曜日。12:30起床。
今朝もおもいっきり寝坊。まあ土曜だしとも考えたのだが、いかんいかん時間がもったいないという感じもある。なんか不安定なのかもしれない。
差し迫った仕事も無いので、今日もまたちょこちょことミステリを読んだり、合間に配信を見たり、録画したテレビを見たり。

14:00から浪江女子発組合のライブステージ配信。今日のステージでアメフラっシのメンバーは卒業。
卒業ライブっぽい湿っぽさがあるかなあと思っていたが、全然そんなことなくて、さすがはあーりんだなと。ライブの最後に新メンバーの発表。新メンバーの事はまだ全然知らないけど、ステージをやっていくうちにまた新しい成長ストーリーみたいなものも見れるんじゃないかなと。12月の新体制ライブは行ってみようと思ってる。

16:00、昼食。昨日のおでんがさらに味がしみて美味しくなった。ここからまた少し具材を足して、今日と明日で鍋の中身を育てていく。このプロセスがおでんは楽しいなと。

夕方、アトリエの近所のスーパーで買い物。冷凍餃子と一緒に餅巾着とか練り物を買う。明日のおでんはこれらも入れて楽しもう。

夜、夏菜子ちゃんが出てるテレビ（カネオくん）を見る。東京タワーの歴史の話。クレーンも技術も無いのにどうやって作ったんだろうとずっと思っていたんだが、そもそも設計が日本の寺社建築がベースになっていて、鳶職人のマンパワーによって建築されたという事らしい。なんかすごい話だった。
ここにも技術が発展すると、昔は出来ていた事が出来なくなるというのをここでも見た気がした。

日曜日。12:00起床。
なんというか、この朝まで起きてて昼まで寝てるって生活が段々と確立してきてしまっている。もうすぐ、本格的に制作を始めなきゃなのにとてもマズいなと、、、
とりあえず今日はテレビを見るのを控えて読書に集中した。合間、合間に食事を挟みながら、綾辻行人『時計館の殺人』と京極夏彦『狂骨の夢』を一気に読んでいく。

午後、「時計館の殺人」を読み終わる。綾辻行人の館シリーズ。前作の「人形館の殺人」があんまりだったので、どうだろうと思いながら読んだのだが、さすが推理作家協会賞作品。メチャクチャな傑作だった。

登場人物たちが自ら訪れ、閉鎖環境に陥る時計館。この館の「旧館」で3日間を過ごすストーリーだと予め示される。その館の中で起こる連続殺人と、その館の外部での出来事として同時並行で展開される「新館」でのストーリーが交互に繰り返される。
ほぼ同時刻帯で2つの環境でのストーリーが展開されるため、読んでいてそのテンションの差が面白く、またこの交互に同時間での出来事が示されているところに仕掛けがあるんだろうなあぐらいの感覚を持って読んでいく。

読んでいくうちに犯人、トリック、動機に至るまで「こういう事なんだろうなあ」という予想まではいけるのだが、なかなかハッキリした確信にまではならない。しかし、それこそが作者が仕掛けた最大の仕掛けなのだ。
最後の結末の章であっと驚く仕掛けが明かされる。一気に視界が晴れる。そうか、だからこの予想が上手くいかなかったのかという驚き。特に動機→犯人→殺害トリックという順番で真実が明らかになるステップがとても上手く、また面白く、なるほど、これが天才が書く小説かと感動してしまう。

木曜日。8:30起床。日報を書くのも久しぶり、というか3週間近く開いてしまった。
仕事も読書も進んでいる。とくにサボる理由も無かったのだが、ふとこの日報が「書く訓練」を兼ねている事が頭からすっぽり抜け落ちており、、、
とりあえず今日から復帰という事で、サボってる間に読んだミステリの感想を書いていかないと。

今日は少し早めに起きて、ももクロ一座特別公演『CHANGE THE FUTURE！〜未来を変えろ〜』の観劇に。今日で2度目、明日は3度目で最後なので、感想は明日書こう。
明治座に到着して、数枚の写真を撮ったらもう開演時間。明日はもう少し早く現場に行こうかな。
内容は日曜に見たものよりも数段見やすい内容に変わっていて、群像感やカオス感は少し削られていたけど、その分、誰が何を言っているのかは明確にされていて、結果的に大江戸座がなんの世界かはわかりやすく描かれるようになっていた。

帰って、歌野晶午の「葉桜の季節に君を想うということ」のラストを読む。読んでいて、これ本当にミステリなのか？と思いながら読み進める部分が多かったのだが、最後の最後に仰天の展開と種明かしがされる。これは流石に驚いた。こんだけミステリを読んでてもまったく気が付かないのだから、やっぱり凄い小説なんだよな、これ。

完全に世界をひっくり返されたような思いをする小説は少ない。こういうストーリーの事を本当に「大どんでん返し」と呼ぶのである。映像化出来ないものを書ける本格小説は久々だったし。

夜は先のももクロ一座の夜の部を配信で観劇。ライブ映像だと、ちゃんとマイクの音だけを調整してミックスしているようでセリフがとても聞きやすい。生だと聞き取れない部分もちゃんと聞き取れて、ようやくわかった箇所もあった。
明日の夜で、一旦ももクロ一座も終わり。来週からももクロは少し開いてしまうなあ。