2025-11-05 玉井詩織 ビルボードライブ2025 横浜Day2
水曜日。6:30起床。昨日のライブの余韻がすごくて今日も同じものを見られるとか信じられない。
仕事に取り掛かる気分ではなかったが、今日のビルボードライブは18:00の回なので少し早く出なくてはならない。思いの外早く起きたので先にStorybookの学習から取り掛かる。
今やってるUdemyの講座の質が著しく低い。画面にエラー出したまま次のチャプターへ、なんて講座はさすがに初めて見た。流石にコードをレビューしてからそれを他人に見本として見せろよ。こんなのいくら見たって意味はない。
結局、Storybookとアプリの状態管理の切り分け部分は自分で新しいライブラリを使って実装してみることにした。使ったのはJotai。ゲッターとミューテーションの扱いと使い分けがいまいちよく分からない。明日、もう少し触ってみる。
17:00には馬車道に着くように仕事場を出る。東横線で35分ほどで到着。横浜、みなとみらいと比べると極端に降りる人は少ない。そういう街だ。横浜のあの町並みの外れが馬車道という事だろうか。
駅から出るとすぐにビルボードライブ。駅直通というところがいい。来週の幕張が面倒になるほどに楽ちんだったりする。

2日目という事もあって、緊張しないでお店に入るものの昨日のカジュアル席とDX席では扱いがまったく異なる。何しろ入店前にオーダーを聞いてくれる。席に着くとすぐに食事とドリンクが運ばれる。これは凄い。まだ夕方ということもあり、軽いものをとハンバーガーを頼んだ。それでも結構なボリュームがあって味もいい。和牛のパティと輪切りにしたトマトのフリッターが気に入った。
詩織ちゃんのライブでなくてもまた来たいなと思うホスピタリティが凄い。

食事をして、トイレに行くとすぐにステージがスタート。これまた昨日とは観え方も音の聞こえ方もまったく違う。今日は詩織ちゃんの声がこれでもかってぐらい響くように。
昨日のDay1からセットリストに変化はないが、昨日感激したところで今日はさらに感激が大きかった。今日の詩織ちゃんは純白のドレス姿。この白の衣装でアコギを鳴らしながらベルベットの森を歌う姿が本当にカッコいい。オープニングの涙目のアリスから、演奏される1曲1曲の歌唱ディレクションと演奏アレンジが作り込まれていて、一体いつ準備したんだろうと不思議なぐらい訓練されたステージを感じる。

ベルベットの森や黄色、PLAYでは力の入ったカッコよさを感じさせる声を聴かせるかと思えば、桃源郷やThis Loveではドラムが柏倉さんという事もあるのか、乗りに乗ったグルーブ感が素晴らしい。君100と泣くな向日葵では場にそぐわず?大いに盛り上げる。
珠玉の演奏だったのはSweet Wanderer。とにかく詩織ちゃんの歌声で作り込まれたバンド・サウンドとのマッチングが素晴らしい。優しくも圧倒的な声の品の良さ、楽曲の持つリズムとメロディの良さが際立って、これこそビルボードのステージにふさわしいものになっていた。あれは何度でも聴きたいなと。
アンコールは詩織ちゃんのピアノの独奏から始まる「マリンブルー」。ピアノのメロディ、こんなにいいメロディだったのかと気づき思わず涙が出そうになる。サビが歌われる中、バンドメンバーが一人ひとりステージに上がり2番からアンサンブルで演奏される演出がこれまた感動的だ。
マリンブルーはとにかく詩織ちゃんの歌の上手さ、声を使う上手さに舌を巻くという曲だが、こうして演奏されるとすべての楽器が際立つように作られているんだと、その気付きを使った演奏に心を打たれる。

今日のステージも本当に期待以上、お値段以上で楽しかった。心の底から「こんな素晴らしいタレントのファンをやっていたんだ」と痛感させられるステージで、早くも来年の公演に期待がかかる。
どうやら昨日のフードの売上がこれまでのビルボードライブ横浜の新記録だったらしく、これは来年もまたお声がけをいただけるだろうと。
正直、これだけのものを見せられると、どうしても他のメンバーへの期待も持ってしまう。ももクロはまだまだやるべきこと、引き上げるべきことが多い。正直、キャパとか人気とかはどうでもよく、ひたすらに「タレントとしてどこまでのものを見せるグループになるのか」を楽しんでいたいなと一層に感じさせる詩織ちゃんのステージだった。