Blender「3D Modeling」#6
3DCG

Blender「3D Modeling」#6

Blender学習日誌19日目。
10日ほどかけてBlenderの復習仕事が修了。今日からとにかくいろんなモノをモデリングしてBlenderというアプリケーションに慣れていく毎日。目標としては、ローポリ作品は自由自在に作れるようになること。これに2週間かけて、いよいよ自分の作品作りのフェーズに入る。

復習をやっていて、カメラの設定に時間がかかりすぎている事が分かったので、カメラの操作方法も一通り学ぶ。3Dビュー上の被写体の見え方で画角をある程度決めて「Ctrl + Alt + 0」でカメラの角度決定、その後フライモード(Shift + F)でカメラ自身の位置を微調整するのがやりやすい。
画面分割して、カメラの位置も把握しながら決めるとよりやりやすいのだが、ついつい忘れてしまう。

レンダリングに時間がかからなくなったので、モデリングの演習。
今日は一昔前によくあったMacのアイコンっぽいモデルをいくつか作った。まずはファストフードのドリンクカップのモデル。円に面を貼っただけのメッシュに拡大縮小、押し出し、インセットだけを作ったもの。これだけでもそれなりのローポリっぽくなるから不思議だ。

最終的なレンダリングが上のもの。どうやらカメラの投影タイプを透視投影ではなく平行投影にした方がより『っぽく』なるようだ。次に作ったマグカップで比較するとわかりやすい。

こちらが透視投影のカメラでレンダリングした画像。

こちらが平行投影でレンダリングした画像。平行投影で作った画の方がより小さいものをクローズアップで捉えたような可愛らしい実体感が加わっているのが分かる。ただこの場合、遠近感が無くなるので、その違和感を少し消すためによりカメラの位置は上から撮る必要があるようだ。
最後にわかりやすいよう、直線の多いモデルをより低い位置から撮るようにして比較してみた。

透視投影だと角度の見え方に歪みがなく実体感を伴う画になるのだが、これを平行投影にすると下のようになってしまう。

向かって左側が持ち上がっているような形の歪みがあるように見える。このあたりの違和感を無くすために、より上から見た画が必要になるという事だろう。

明日は幸い、クライアントワークの予定が無い。さらにモデリングの練習に時間をかけられそうだ。早くもっと上手くなりたい。もっと好きなものを作りたい。まだ基本的なスキルを学んでいるところだが、そろそろ得たスキルだけでマネタイズするための先の目標を立てていく必要がある。