Blender「Bone Setting」#1
3DCG

Blender「Bone Setting」#1

モデリングが一通り終わったので、作成したキャラクターに動きを付ける。
手法が2種類あり、オブジェクトの中心点をそのまま親子関係として結びつけて回転動作させるペアレントと、モデルデータに骨組みを設定して形状操作をさせるボーン配置がある。

ペアレントはオブジェクトごとの中心点を結ぶだけなので、設定は簡単で手軽だが細かな動きを付けるのが難しい。実際にモデルに設定してみるとロボット的な動きをさせるにはこれで充分なようだ。

ボーンはモデル全体を1つに統合したサーフェイスとして扱い、その中に組み込まれた骨組みに追従してオブジェクトが変形する。ボーンセッティングが前提のモデルであれば、モデリング段階からある程度意識して関節部位を作成した方が良いだろう。
これは何をしているんだろうという設定も多かった。

こちらはボーンの接点を回転させる事でポージングさせる事が出来る。上手くモデリングしてあると、破綻なく変形させる事も出来るので驚いた。
骨組みの作り方も思っていた以上に簡単で分かりやすいし、修正方法もなかなか考えられていたが、ところどころで何をしているか分からない設定もある。アニメーションなどを作っていく工程で、これも深く勉強する必要がありそうだ。

とりあえずこれで、キャラクター制作プロセスも完了。1週間前倒しで現在やっている参考書は終えられそう。少しずつ、自分の中でスキルが付いていく実感があるのは楽しい。